心を楽にするために振り返る子育て

モデルで説明する楽な心・苦しい心

03 「心」という器の性質

「楽な心」と「苦しい心」を、「心」という器が持つ性質の違いで説明します。

楽な心

なぜ、「自分にとって大切なもの」が残らない?

[大切にする性質を持つ器]

「楽な心」は「『大切なもの』を、大切にする性質」を持った器です。

生まれたときには、全ての人の器に、この性質が備わっています。

この性質が強い器を持った人は、「自分にとって大切なもの」が分かります。

それをどのように扱えば大切にできるかも、学習して分かっています。

このような「大切にする性質」を持つ器に、「自分にとって大切なもの」を入れると、それは大切に扱われます。

[大切に扱う]

そして、「自分にとって大切なもの」を大切に扱っているうちに、比較的短時間で昇華してしまいます。

[昇華してなくなる]

ですから、器にあまり多くのものは残らないのです。

苦しい心

なぜ、たくさんの「自分にとって大切なもの」が残ったままに?

[隠す性質を持つ器]

「苦しい心」は「『大切なもの』を隠そうとする性質」を持った器です。

この性質は、「自分にとって大切なもの」を隠してしまいます。

もともとは持っていない性質なのですが、生まれた後の経験によっては付け加えられてしまう性質です。

[大切なものを隠す]

ですから、この性質の強い器を持った人は、「自分にとって大切なもの」が分からなくなっています。

また、仮に、分かったとしても、対処の仕方が分かりません。

「自分にとって大切なもの」を大切にせずに放置すると、器に残ったままになります。

そのような放置の繰り返しによって、「自分にとって大切なもの」が器にたくさん溜まっていってしまうのです。

[大切なものが溜まる]

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