心を楽にするために振り返る子育て
当カウンセリングルームの書籍『心を楽にするために振り返る子育て』
2021.04.30 書籍「心を楽にするために振り返る子育て」を出版しま した。
「本書の内容が社会の常識として受け入れられれば、カウンセリングは必要なくなるに違いない」、そんな思いを込めて書きあげました。
もう、心について難しく考えようとすることはやめませんか?
心の苦しさから解放されるために、心理の専門知識は必要ありません。
ただ、自分自身の気持ちを普通に分かってあげられるようになれれば良いのです。
例えると・・・
当たり前のことですが「1+1=2」です。
「1+1=10」ではありません。
にもかかわらず、自分の周りの人が「1+1=10」だと信じていたらどうでしょう。
「1+1=2」だと言えば、「どうして、こんな簡単なことが分からないんだ!」と馬鹿にされたり責められたりすることもあるでしょう。
みんなと同じように「1+1=10」と思えない自分を責めてしまうこともあるでしょう。
そうやって「1+1=10」を受け入れようと努力してしまいます。
そんな努力の反作用として苦しさが生じます。
心の苦しさも同じです。
「1+1=2」という事実を受け入れて、「1+1=2」だと知っている人に対して、「やっぱり、1+1=2だよね」って言えて、そして、相手から「そうだよ、1+1=2だよ」って言葉が返ってきたとき、「1+1=10」を受け入れようとする努力から解放され、その反作用として生じる苦しさからも解放されます。
本書では、心における「1+1=10」や「1+1=2」は何かを説明しています。
- 心の苦しさの根本原因が分かります
- 子育てで最も重要な唯一のポイントか分かります
- 不登校やひきこもりの本当の原因が分かります
- いじめ、いじめられの原因が分かります
- 心の苦しさの対処方法が分かります
- 心の苦しさの世代間連鎖の絶ち切り方が分かります
- カウンセリングの意味も分かります
- カウンセリングを利用しない場合の対処も分かります
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もう少し具体的に説明すると・・・
子供の頃の家庭での親との関わりは、心の苦しさと深い関係があります。
子供の頃の自分が求めていたこと、それを我慢していたこと、それを我慢しなければならなかった事情が理解できれば、そんな状況でも頑張ってきた自分のことを愛おしく思えるようになり、自分に優しくできるようになります。
すると、自分の子供との関わりで大切なことを、自然に大切にできるようになり、子育ての悩みからも解放されます。
また、そのような変化は、子供たちが悩みを抱え込んでしまわない人へと成長する助けとなります。
「心の問題には心理カウンセリングがいいのかも」、そんな雰囲気が、昔に比べると随分広まってきているように感じています。
でも、「なぜ、心理カウンセリングなの?」というところは、曖昧なままのように思います。
「悩みを話したところで何かが変わるはずがない」、そんな気持ちになってしまうのは当然です。
ですから、カウンセリングという言葉が頭に浮かんだとしても、実際にカウンセリングを活用するところには踏み出せないと思います。
そんな疑問への答えとして、「人とどのような関わりをすれば心に苦しみを抱え込まなくなるのか」ということも説明しています。
逆に、悩んでいる人と関わるときの参考にもして頂けるはずです。
「心の苦しさとは何か」、「どうしたら心の苦しみが解決するか」ということにも踏み込んでいますから、心の苦しさを解決したいと考えている方はもちろんのこと、新しくカウンセラーとして活動を始めた方にも、興味深い内容になっています。
本書が、みなさん自身やみなさんの周りの方の心と向き合うときの参考にして頂けることを願っています。
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