心を楽にするために振り返る子育て

1 親子のコミュニケーションと人生の苦しみ

このような誤解は、子育ての際に家庭に取り入れられ、感情的な躾(しつけ)を通して、家系の中を世代をまたいで伝わっていきます。

そして、その誤解を真実として受け入れた人たちによって社会に還元され、誤解は訂正されることなく社会の常識であり続けてしまうのです。

ですから、誰が悪いということはありません。

『意識できない問題』のある世界で、みんながその人なりに一生懸命頑張って生きてきただけです。自分も親もそのまた親も、責められるべき人はいないのです。

但し、原因として責められるべき人はいないといっても、親と関わることによって苦しめられたことは事実です。

その苦しみから自分を解放し、自分自身が穏やかな気持ちを取り戻すことによって、先祖代々伝わっていた苦しみの連鎖を自分の代で止めれば良いのです。

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