心を楽にするために振り返る子育て

1.1.1 『泣くこと』に関する誤解

辛い時に泣くことはとても大切なことです。

本書では感情的な躾を中心に説明しますが、泣けなくなってしまう要因には、感情的な躾の他にも様々なものがあります。

例えば、親や家族の病気や障害、親の仕事の忙しさ、親が心の苦しさを抱えている様子など、様々な事情によって、子供が「自分が頑張ろう」、「自分が守ろう」、「自分が我慢しよう」と誓って泣かなくなったかもしれません。

体験そのものが人には話せないことだったから、独りで我慢しなければならなかったのかもしれません。

他にも想像ができないような事情もあると思います。

でも、泣けなくなった事情が様々だったとしても、個々の事情毎に解決する方法を考える必要はなく、『泣きたいときに泣けるようになる』ということだけに対処すれば、心の苦しさの根本的なところは解決します。

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