心を楽にするために振り返る子育て

モデルで説明する楽な心・苦しい心

03-03 二次体験の種類と、身につく性質

気持ちが回復する二次体験

「『感覚・感情』を大切にする性質」が強い器を持った人は、気持ちが回復した体験による学習が蓄積されています。   

その結果、どのような体験が気持ちが回復するかを知っていますし、自らがそれを求めて体験できるようになっています。

また、「精神的なダメージを受けても、他の人との関わりによって直ぐに回復できる」という予感が身についているので、多少の不安があることでもチャレンジすることができます。

予防を強化する二次体験

「『感覚・感情』を隠す性質」が強い器を持った人は、ダメージを受ける恐れのある体験を回避するための学習が蓄積されています。

また、気持ちが回復する体験があることを知りません。

その上に、次のような予感が身についてしまっています。

■精神的なダメージを受けると、他の人から放置される(無視される)

■精神的なダメージを受けると、他の人から見放される(呆れられる)

■精神的なダメージを受けると、精神的なダメージを受けてしまう弱さを、他の人から責められる

このようなことから、「精神的なダメージを受けてしまうと、一人きりで耐えるしかない」と思い込んでいるところがあります。

ですから、少しでも不安があると怖くてチャレンジできませんし、精神的なダメージを受けてしまったことは隠してしまいがちになります。

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