心を楽にするために振り返る子育て

モデルで説明する楽な心・苦しい心

08 最後に

繰り返しになりますが、私たちは、「心」が存在すると漠然と信じているところがあります。

しかし、「心」は人間が作り出した概念で、その実体は存在しません。

「心」とは、ただの「架空の器」のようなものなのです。

[人が作り出した「心」という枠組み]

つまり、心が苦しいと感じる原因は、「心の問題」ではないことは明らかなのです。

そして、「心が楽と感じる人」と「心が苦しいと感じる人」に分かれるのは、心の重大な問題が関係しているのではなく、ほんの些細な違いがあるだけなのです。

自分の「感覚・感情」を大切に思うか、大切に思わないか、そんな思考習慣の違いでしかないのです。

[「大切なものを隠す性質」を持った器 と 「大切にする性質」を持った器]

ですから、自分の「感覚・感情」を大切にすることを習慣にするだけで、心が苦しいと感じる状態から解放されていくのです。

[「大切にする性質」が強い器 = 楽な心]

心を大切にする方法は、「心の解釈 心理カウンセリングの解釈」で詳しく説していますので、参考にして下さい。

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