心を楽にするために振り返る子育て

モデルで説明する楽な心・苦しい心

04 「大切なもの」

[大切なもの = 感覚・感情]

「大切なもの」は、主に自分の感覚や感情です。(第二部で詳しく説明します。)

以降、第一部では、「大切なもの」のことを「感覚・感情」と記述します。

05 苦しい心のモデル

最も大切なものである「感覚・感情」を例に、「苦しい心」を説明します。

粘土

[大切なものを隠すもの]

粘土は、「自分にとって大切なもの」を隠します。

この粘土が、器に沢山あるだけでも、重苦しい気分になると思いませんか?

ビー玉

[隠す性質をもつ器に、大切なものを入れる]

ビー玉が、自分の最も大切なものである「感覚・感情」を表わしています。

05-01 粘土はビー玉を隠す

粘土は、自分の「感覚・感情」を隠します。

[大切なものを隠してしまう]

器は粘土に覆われているため、「感覚・感情」が残っていることは分かりません。

[大切なものが隠れていることが分からない]

「感覚・感情」に気づかないのですから、大切にすることもできません。

大切にされなかった「感覚・感情」は、器に残ったままになります。

05- 02 器には「感覚・感情」が溜まる

「感覚・感情」を隠し続けていると、器には、大切にされなかった「感覚・感情」がいっぱい残り、粘土を取り除いてみると、次のような状態になっています。

[大切なものがたくさん残っている]

05-03 「感覚・感情」が分からなくなる

過去の「感覚・感情」がいっぱい残っていると、新たな「感覚・感情」が生じても、気づきにくくなります。

[新しいものが生じても分からない]

また、器が、「自分にとって大切なもの」でいっぱいになってしまっているため、今の自分が何を感じているのか、今の自分に何が一番大切なのかが分からなくなってしまいます。

[大切なものだらけの状態]

そして、器にたくさんの大切なものを抱えてモヤモヤしてしまいます。

このように、自分の器に何があるのかが分からなくなって、モヤモヤしている状態が、慢性的な苦しさを抱えている状態、つまり、心が苦しいと感じている状態です。  

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