モデルで説明する楽な心・苦しい心

02 心という器
[心という枠組み(器)]

心を、このような器だと考えてみて下さい。
「心」は、人が作り出した概念で、実際には存在しません。
ですから、もともとこの器は、人による違いはないはずです。
ところが、この器に持たせる性質によって、その後の心理状態が分かれていきます。
次の画像は、持たせた性質による心の状態の違いを表わすモデルです。
[大切なものが「たくさん入った器」と「少ししか入っていない器」]

左の器には「自分にとって大切なもの」がたくさん入っており、右の器には少ししか入っていません。
一方が「楽な心の状態」、もう一方が「苦しい心の状態」を表わしているのですが、どちらがどちらか分かりますか?
「自分にとって大切なもの」が少ししか入っていない
[大切なものが少ししか入っていない器]

こちらが、「楽な心の状態」を表わしています。
「自分にとって大切なもの」は、少ししか入っていません。
「自分にとって大切なもの」がたくさん入っている
[大切なものがたくさん入った器]

こちらが、「苦しい心の状態」を表わしています。
「自分にとって大切なもの」が、たくさん入っています。
逆をイメージしませんでしたか?